被災者のために私達が出来ることを続けましょう!
「被災地の人たちを忘れてはいけないよ」「節電しようね」と家族に言うのでもいいんです!
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芥川の蜘蛛の糸を
マリンバと共演で演じるという情報をいただき
昨日の午後、テクテクと行ってきました。
マリンバは左の永吉さん 芝居は右の奥野さん
芥川の蜘蛛の糸は小学校(だと思う)のとき国語の時間に教科書で見たような気がします。
そのくらい「有名」。
そういう作品はかえってステージに乗せにくいんじゃないかな。
と、思ってましたが、さすがプロ。
私の場合、どうしても「音」の方に気持ちが行っちゃいます。
地獄での情景はマリンバで。
血の池はジットリと。
蜘蛛の糸を登るときはリズム感を出して。
糸が切れるときにつかったカリンバはすごく効果的でした!
奥野さん 黒の着流し。ちょっと京極堂の憑物落しの感じ。
真っ赤な襟巻き。
セリフも衣装も印象強いなー。
奥野さんの格好見てて、この人が「仮名手本忠臣蔵の斧定九郎」をやったら
すっげえかっこいいんではないじゃろか!と思った。
と、いうことで情報有難うございました!
ここから 「
蜘蛛の糸」に話題変えます。
芥川の蜘蛛の糸は児童書(「赤い鳥)」に載せるために書いたもののようですが
最後の方にこんなこと書いてある。
「御釈迦様(おしゃかさま)は・・・
この一部始終(しじゅう)をじっと見ていらっしゃいましたが、・・・
自分ばかり地獄からぬけ出そうとする、陀多の無慈悲な心が、そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。」
お釈迦様ってそんなに「人を見る目がなかった」のか!?
子供相手で手を抜きゃあがったな。
実は別の作家がこの蜘蛛の糸をパロディにしてます。
小松左京「蜘蛛の糸」!!
小松大人は私が大好きなSF作家でしたが惜しくも亡くなられました。
日本沈没書いた人よ!
小松大人は
「カンダタは、無慈悲な言葉を吐くより、一刻も早く登りきろう!とした」
その結果を書いてますが、
初めて読んだとき、ワタクシ 転げまわって喜びました。
皆様も是非作品そのもの(ショートショートです)をご覧ください!
以下の本に載ってますが、古書店か図書館でお探しを。
・ある生き物の記録
・地球になった男
・鏡の中の世界
・日本売ります
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私自身の個人的宣伝です
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磐田「サロコン情報室」で前回までのサロコンの様子が見られます。