江戸おしゃれ図絵
菊池ひと美 著
図書館本
著者の描いた顔が好きで。
目次のところに小さく「所蔵の絵は、著者が資料を元に描きおこした」と書いており
「模写」とは書いてない。
なので、p12の「お運び」の女性像が「東京国立博物館・花下遊楽図屏風」の中に掛かれていないとしても構わないのだ。
江戸初期の女性は立膝して坐るため身幅が大きくとられていたそうな。
一方袖丈は、まるで半袖シャツ並みに短い。
帯は結ばずに折り込むだけで帯幅は細い。なんかバタバタしてるとほどけちまいそうだなあ。
髪はまだ結われていない。
春信の女性は著者が写しても「華奢」で目が細い。歌麿・永泉の女性はやっぱり顔が長い。
帯の結び方で平十郎結びって縦結び!帽子はあったが女性専用!
男の髪の量は髷が細いのが粋!?